玄関のカギが開かなくなってしまいました
私が住んでいるアパートは、築30年と言うなかなか年代物のアパートです。いたるところでガタがきたのですが、この間とっても困ったカギのトラブルがありました。私には0歳の赤ちゃんがいるのですが、朝ゴミ捨てに行く時は一人で置いておくのは心配なので、いつもなら一緒に連れて行ってついでに散歩に出かけています。ところが、その日はたまたま子供が風邪気味だったことと、前日に熱が出たこともあってよく寝ていたので、寒い中外に連れ出すのも可愛そうかなと思って、ゴミを捨てるだけだしと思い置いて出かけたのです。部屋に危険はないはずだし、カギをかけておけば外部から人が侵入することもないので、大丈夫かなと思っていました。玄関のカギを閉める時にも、ちょっと硬いかなとは思ったのですが、入居当初からぐいっと力を入れないとカギが閉まらなかったので、特に気にすることもなく出かけてしまいました。そして、ゴミを捨てて小走りで家に帰ってきたのですが、玄関のカギ穴にカギを差し込んで回そうとすると、まったくもってびくともしないのです。何度もカギを入れたり抜いたりしたり、全身で力いっぱい回してみますが、やはりびくともしません。中には赤ちゃんが一人でいるので、もし大泣きしたり風邪の症状が悪化していて嘔吐したりして窒息しないかと、気が気ではありません。そこで、急いで管理事務所に行きました。しかし、管理人さんはまだ誰も出勤しておらず、困ってしまいました。誰か他の人に助けを求めようと、管理事務所から離れようとしたら、ちょうど出勤してきた管理人さんに会うことができ、カギにさす油を借りることができました。油をさしてだめなら、カギ屋さんを呼んでくれるとのことでしたが、子供が心配なのでできることなら油をさして解決してほしいと強く願っていました。そして、玄関のカギ穴に油をさして、再度カギを入れて回してみると、さきほどまであんなにびくともしなかったのが嘘のように簡単にカギが開いたのです。幸い、子供は心地よさそうにまだ寝ていて、ほっと一安心しました。今回はすぐに解決できたので良かったですが、今度からはゴミくらい捨てなくてもたいして問題ないので、子供を一人っきりにして家から出るのは止めようと思いました。